『ウッドストック行最終バス』(コリン・デクスター、ハヤカワ文庫)読了。英国ではホームズやポワロと並んで(それ以上に?)人気があるという刑事・モースが主人公の第一作。以前、モースの若いころを描いたドラマが面白かったこと、森博嗣さんが『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社)で、自身が影響を受けたミステリィ100選にも選んでいらしたことから読んでみました。ちょっと分かりづらかったけれど、モースのキャラが良くて面白く読めました。
2024年4月6日土曜日
2024年3月24日日曜日
『勉強の価値』ーー「これ勉強する意味あるの?」と聞かれたら、どう答える?
2024年3月17日日曜日
『常識として知っておきたい裏社会』ーー裏社会の問題、他人事だと片付けてはいけないこと
『常識として知っておきたい裏社会』(彩図社、懲役太郎、草下シンヤ)読了。元ヤクザのYouTuberと、裏社会に精通した編集者の対談形式で読みやすい。
懲役氏は名前通り、収監された経験がある元ヤクザとのこと。氏が現役だったのは暴対法の改正や暴排条例の施行などでヤクザ・暴力団への締め付けが厳しくなる前ので、今のヤクザを取り巻く環境を見て隔世の感を覚えている様子。ただいろいろ変わったとはいえ、ヤクザの論理や社会がどういうものか、(おそらく)変わらないであろうこともあるはずなので、氏の体験と、そのときの気持ち・考えを興味深く読むことができた。
2024年3月3日日曜日
ヒトはマウンティングから逃げられない。話はそれを認めてからだ――『人生が整うマウンティング大全』
『人生が整うマウンティング大全』(マウンティングポリス著、技術評論社)読了。前半は常にニヤニヤしながら、時に声出して笑いながら読みましたが、すべて読んでみてこれはとんでもない一冊だ、と思いました。
本書を単なる”ネタ本”としてスルーしたり、いくつかのマウンティングケースを読んで分かったつもりなったりするのはもったいないです。
2024年2月24日土曜日
『メンタル脳』なぜ幸せな気持ちは長続きしないのか 本書の次は橘玲さんの著作を読むといいかも
『メンタル脳』(アンデシュ・ハンセン著、新潮新書)読了。『スマホ脳』が2021年に一番売れた本(オリコン)らしいのですが、このシリーズは読んだことがなく、橘玲さんが勧めるコメントをしておられたので読んでみました。かなりやさしく、中高生くらいでも読めそうな一冊でした。
2024年2月17日土曜日
『ルポ歌舞伎町の路上売春』は新聞記者らしい労作 鈴木涼美さん・宮台真司さんのインタビューによる締めもよい
『ルポ歌舞伎舞伎町の路上売春ーーそれでも「立ちんぼ」を続ける彼女たち』(春増翔太著、ちくま新書)を読了。『ルポ歌舞伎町』や『ルポ歌舞伎町 路上売春』という類書や、その他新宿・歌舞伎町の歴史に関する本は何冊か読んできているので、それらと比較すると、本書の歌舞伎町の立ちんぼたちへのアプローチ、取材手法が実に新聞記者らしいそれで、元記者の自分としてはしっくりきました。
2024年2月10日土曜日
登録:
投稿 (Atom)
-
映画「クロユリ団地」の広告が夕刊に出ていて思い出したのですが、映画のポスターでよく気になることがあります。それはキャストのクレジット順と顔写真の並びがまったく逆になっていたりするのがどうにかならないか、ということです。このポスターでいえば、顔写真は左から成宮君、あっちゃん...
-
非合法なのに撮り続けられる理由 『職業としてのAV女優』(中村淳彦、幻冬舎新書)を読んだ。BLOGOSでもレビューを書いている方がおり、その記事もかなり注目されたようだ。たしかに本書は面白かった。 まず新鮮だったのは、 「女性を確保して本番の撮影現場に斡旋するのは非...
-
乙嫁語り(7)を読みました。今回は「姉妹妻」のお話なのですが、百合好きにはたまらん回でした。 乙嫁語り 7巻 (ビームコミックス) posted with ヨメレバ 森薫 KADOKAWA/エンターブレイン 2015-02-14 ...