2025年2月16日日曜日

マウントIQには自信はないが、今の自分の仕事でもMXデザインの観点から何かできないか考えたいと思った――『「マウント消費」の経済学』感想

「マウント消費」の経済学

約1年前に『人生が整うマウンティング大全』について感想をこちらで書きましたが、同作の企画・プロデュースをされた勝木健太さんによる新刊『「マウント消費」の経済学』を読みました。前作はとてもニヤニヤしながら読みましたが、今度は新書というフォーマットやそのタイトルからうかがえるようにガチ目な経済本となっています。

2024年12月22日日曜日

宅建士、5月から独学で初受験して合格 棚田行政書士の不動産大学に一番お世話になりました【追記あり】

宅建士 問題集 テキスト

2024年10月の宅地建物取引士試験を受験し、合格しました。勉強を始めたのが今年のゴールデンウイークで、5ヵ月強~6ヵ月弱で合格したので、もっと短期合格された方もいらっしゃるものの、まぁまぁ早いほうではないかと思います。

合格点が今年は37点で、自分は自己採点で38点だったので、超余裕ということでもないのですが、どういう勉強をしたかまとめておきたいと思います。

2024年12月8日日曜日

2024年はなんとか目標クリア。新しい目標達成のためにアクティブリコールやインターリービングを加えたい――『科学的根拠に基づく最高の勉強法』読了

科学的根拠に基づく最高の勉強法

2024年は資格試験の勉強をするために、棚田行政書士の『大量に覚えて絶対忘れない「紙1枚」勉強法』を主に採用して勉強しました。

結果としては、目標の資格が取れたので、成果が出たと言えるのでしょうが、もっと効率よい勉強法があるはずですし、勉強は続けていきたいので、ずっと気になっていた『科学的根拠に基づく最高の勉強法』を読んでみました。

感想としては、納得しきりの内容ばかりで、自分も少しずつですが、取り入れようとしています。

2024年11月16日土曜日

将来の自分を過去の延長線上で考えるのではなく、なりたい自分からの逆算で考えるという発想の転換――物語思考 「やりたいこと」が見つからなくて悩む人のキャリア設計術

 昨年9月に刊行、10月に買ったものの、読んだままになっていたけんすうさんの『物語思考 「やりたいこと」が見つからなくて悩む人のキャリア設計術』、とても良くて付箋を貼っていたので、そうした箇所を中心に備忘(思い出し)のためにメモ書き整理しておきたいと思います。

タイトルに「物語思考」とありますが、将来に対して漠然とした不安を抱えていて、何をどうしたらいいのか分からない人に向けて、「やりたいこと」ではなく「なりたい自分」をイメージし、そのキャラクターを演じることがすなわち物語を展開するということで、そうすることで今というプロセスを充実させることで幸せになれる、という考え方です。

2024年11月4日月曜日

『40歳からの「仕事の壁」を越える勝間式思考』は塾生2人の経験談がよかった(読むタイミングもよかった)

40歳からの「仕事の壁」を越える勝間式思考

 『40歳からの「仕事の壁」を越える勝間式思考』、かなり前のことですが読了。

サブタイトルに「5年後、望む仕事で稼ぎ続ける自分になる戦略」とあるように、中長期的な戦略が書かれています。本書が出たのが2024年6月、ちょうど自分もちょっとした挑戦を始めたばかりだったので、背中を押してもらえました。

2024年6月16日日曜日

今なお、そこにある(?)差別とハラスメントーー『ゴールドマン・サックスに洗脳された私 金と差別のウォール街』

ゴールドマン・サックスに洗脳された私 金と差別のウォール街

ゴールドマン・サックスに洗脳された私 金と差別のウォール街』(ジェイミー・フィオーレ・ヒギンズ著、光文社。『Bully Market: My Story of Money and Misogyny at Goldman Sachs』)面白くてあっという間に読了しました。帯コピーには「金の奴隷」「差別のオンパレード」などドギツイことが書かれていますが、そのまんまの内容で、「次はどうなるんだろう?」と思いながら一気に読んでしまいました。

著者がGSを辞めて既に数年、変わってはいるだろうけれども、まったくの別会社になったと言えるほどは変わっていないなずなので、今いる人たちの感想が聞きたいものだと思った。

(内容のネタバレ含みます)

2024年6月10日月曜日

『小さな会社の「仕組み化」はなぜやりきれないのか』を読んだ理由は、業務で新しい仕組み化に取り組んでいるから

『小さな会社の「仕組み化」はなぜやりきれないのか』

小さな会社の「仕組み化」はなぜやりきれないのか』(小川実著、アスコム)読了。仕事であらためて新しい”仕組み化”に取り組んでいるので読んでみました。

本書は基本的にごく小さな(それこそ社員10人規模の)会社の”社長”向け。社長でもない自分にドンピシャというわけではなく、すごく大きな発見があったわけではありません。

しかし、チームでものごとを進める上で重要なこと、リーダーシップをどう発揮するか、人に任せ、人を巻き込んで業務を遂行し、成果につなげるにはどうすればいいか――といったことを考えたとき、原則・基本ともいえる部分での気づきがいろいろとあったので、まとめておきたいと思います。