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2016年6月27日月曜日

FinTech onlineをつくった。編集者募集中


今年の春にフィンテックに関する国内外の記事を掲載するメディア「FinTech online(フィンテック オンライン)」を立ち上げた。

自分は昨年からZUUに参加して、主にZUU onlineの編集に携わってきたが、もともとZUUが「金融×ITで世界をかえる」とうたっていることから、ZUU onlineでもフィンテックに関する報道には力を入れていた。

遅きに失した感はあるものの、この際そこを切り出そうということで今年の年初に「FinTech online(フィンテック オンライン)」を単体のメディアとしてスタートさせ、今春に本格オープンさせた。

2016年2月28日日曜日

取材依頼の「それなら仕方ないか」と思わせる断り方とは? Yahoo! JAPAN取材お断り問題





ジャーナリストの藤代裕之氏がYahoo!個人に書いた『取材に対してウソをつく組織「Yahoo! JAPAN」が信頼と品質など担保できるわけがない』が話題になっている。Yahoo!への批判を同社のウェブ上で書いたという点も話題性を呼んだ理由だろうが、やはりその経緯は考えさせられるものだった。

2016年2月17日水曜日

反対意見を述べることの意味 「とにかく言うべき」か「相手を慮れ」か

© フジテレビ

誰もが知るヴォルテールの言葉に、「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」というものがあるsそうです。

意見が対立した際に、「まぁ、それぞれに意見・考えの違いがあるものだ」と考え、判断は第三者に任せるのが正しいのか。それとも(影響はともかく)「違う」と反論すべきなのか。

月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」内の描写で、介護の現場を過酷に描きすぎていることに対し、日本介護福祉士会が配慮を求めるよう意見書を送ったという。今回の話に限らず、相容れない意見に触れた時に反対意見を述べるという行為については、いつも整理できない。

2016年2月14日日曜日

クオンタムリープとディスラプト 爆発的な進化を遂げるための小さな成長


m-flo[Planet Shining]

m-floに「Quantum Leap」という楽曲がある。2000年発表のアルバム「Planet Shining」に収録されている。m-floにはもっと好きな曲がたくさんあるので、特別この曲が好きというわけでもないが、m-floは楽曲を聴くだけでなく記事やブログを読んだり、インタビュー映像などを見たりしていることもあって、この単語は印象に残っている(VerbalさんかTakuさんが解説していたような記憶がある)。

「クオンタムリープ」。

非連続の飛躍といわれるものだ。簡単にいえば、ある一定の条件が整ったときに、爆発的な進化が遂げられる、という理解でよいだろうか。

2016年1月22日金曜日

10年後の自分に感謝される仕事を 愛する人・大切な人に勧められるプロダクトを



「10年後の自分がタイムマシンで会いに来たときに、彼から感謝されるような仕事がしたいんです。10年前の今の君のおかげで10年後の自分がいるんだと、そう言われたいんです」--。


先日仕事でお会いした男性に言われた言葉だ。一見したイメージは、冷静・クール。仕事をテキパキとこなしそうな、ちょっと近寄りがたい感じの彼だったが、ちょっと話して分かった。この人はアツい。話を聴いていてワクワクしてきた。


2015年6月30日火曜日

森川亮さんセミナー『シンプルに考える』仕事術をちゅうつねボーナスセミナーで聴いた


「ちゅうつねボーナスセミナー」で、森川亮氏に聞く「シンプルに考える」仕事術という講演を聴いた。森川さんの話を聴いてみたいのと、はあちゅうさん、経沢さんのサロン「ちゅうつねカレッジ」の雰囲気が知りたいのが理由。

2015年5月20日水曜日

はあちゅう『半径5メートルの野望』感想――”当たり前”ができる強さ

はあちゅうと恋チュン


はあちゅうさんの『半径5メートルの野望』。突飛なことが書かれているわけではない。特別な境遇にある人にしかできない、特別なメソッドが提示されているわけでもない。いうなれば「当たり前」のこと、誰もが「そうすべきだよな」と思える方法や考え方がまとまっていると思う。でも、誰もがはあちゅうさんのようにはなれない。それはつまり、「当たり前」を続けることがいかに困難なことかということなのかもしれない。


発売してすぐに読んだ後、同僚に貸していたのが戻ってきたので、メモしておいた箇所について感想をまとめておく。

2015年5月5日火曜日

【ドキュメンタリー】半世紀続く活版印刷の新聞社(秋田)――取材、組版、印刷など一人で担う80歳



テレメンタリー「たった一人の新聞社~活版印刷で半世紀~」を観た。人口2400人あまり、高齢化率50.2%の秋田県上小阿仁村で、半世紀にわたって新聞を発行し続けている加藤隆男さん(80)を追ったドキュメンタリー。タイトルを見て面白そうだと感じ、録画してすぐ観たのだが、何が伝えたいのかちょっと分かりづらかった。


2015年2月27日金曜日

「習慣に入り込めないアプリは使ってもらえない」――iQONの金山さん(VASILY)の話を聴いたら面白かった



ファッションアプリ「iQON」のVASILY金山CEOの講演をデブサミ2015で聴いた。iQONのことは知っていたが、女性向けでもあり使ったことはなかった。とても面白く気づきにあふれる講演だった。特にサイトの企画をやっていることもあって、参考にしたいポイントが結構あった。備忘のために記しておきたい。

2015年1月2日金曜日

小籔千豊さんと中川淳一郎さん 2人が否定するもの――年末年始に読んだ本『夢、死ね!』『中身化する社会』


年末のアメトーーク!5時間SPが2014年の放送を振り返る内容で、小籔千豊さんの名言が紹介されていた。

「テレビ出てる人間は異常者ばっかり。普通の人間は出れへん。 ヘンなヤツばっかり出てるから、マネするなよ子供は! 夢なんかすぐ捨てろ! やりたくないことをやるのが社会! それがジャングルや!」というもの。この「やりたくないことをやるのが社会」というのは、本当にそのとおりだと思う。

2014年12月14日日曜日

「事情」を言い訳にするのやめる!――『佐藤可士和の打ち合わせ』を読んで


佐藤可士和さんと野地秩嘉さん。

新刊を書店で見かけたらとりあえずチェックする名前。その両名が時をほぼ同じくして著した本のテーマが「打ち合わせ」だ(佐藤さんが11月、野地さんが10月)。今回は刊行直後に読んでそのままにしていた佐藤さんの新刊の感想をまとめておく。

2014年5月19日月曜日

デジタルネイティブでないクリエイターの未来ーー『ウェブとはすなわち現実世界の未来図である」(小林弘人著)を読んで



『ウェブとはすなわち現実世界の未来図である』(小林弘人、PHP新書)、あっという間に読みおえた。紙やウェブでいろいろな媒体を立ち上げ、経営も、表現もし続けてきた著者ならではの分析と提言が詰まった一冊で、一読の価値ありだと思う。

2014年2月13日木曜日

iOSとKindleの微妙な関係



「電子書籍を作っている」と言うと、「電子書籍ってどうやって作るんですか?」と聞かれることがままある。

 Web業界の人から聞かれたときは、

「ウェブサイトと似てますよ。ページをxhtml(HTML5)で書いて、CSSで見え方を決めて、画像はimageフォルダに格納して、パッケージにしたものを圧縮するんです。だから拡張子.epubは.zipに書き換えて解凍するとフォルダの中身が見られますよ」

と答える。
そうすると、だいたいイメージがつくようだ。


2013年12月27日金曜日

「文書が読める」は「意味が分かる」「仕事に使える」ではない——『A4一枚決算書速読術』を読んで




Webサイトの仕事が増えているので、アクセス解析をより深く理解せねばと思っている。具体的にはGoogle Analyticsを今以上に詳しく使えるようになりたいのだけれど、Googleという米企業のサイトだからかなのか何なのか、言葉遣いや構造が独特だなぁと感じてなかなか進まない。なんと言うか、日本人が作ったサービスじゃないなぁ、というか……。英語のサービスを日本語にしているからなのだろうか。


2013年12月12日木曜日

カップ麺に入っていた粉末スープ・かやくの袋の表記ゆれが気になった

カップ麺に入っていた「粉末スープ」と「あとのせかやく」、両方ともお湯を入れて数分待って、食べる直前に入れるよう指示があったんだけど、

粉末スープ には   「食べる直前に入れて下さい」とあり、
あとのせかやく には 「召しあがる直前に入れてください。」とあった。


同じ商品に入っていながらこんなに表記がブレるのはなぜなんだ。

それぞれ違うところでデザインをした、担当者が違うとかそういう理由だろうが、なんだか気持ち悪い。
しかも、「食べる/召し上がる」だけじゃなく「下さい/ください」「。つける/。つけない」と「ここまで違うか?」と思えるほど違っている。

「そんなのどうでもいいじゃん」と思うかもしれないけど、「自分が担当者だったら」って考えると、なんだか手を抜いてる感が伝わってきて嫌だ。

そう指摘してなお、「そこ手抜いてもいいとこでしょ」っていう人もいるだろうけど、やっぱり編集者、ライターとしては表記の揺れは避けたいと思うものです。
(それに、英文表記とかあってもいい気もします)

2013年11月21日木曜日

答えになっていない答え、もしくはサービスが不十分な答え



R25の「今週の彼女」で佐々木希さんのインタビュー記事が出ていて、見出しが「好きなタイプは落ち着く人」とあって、「またそのパターンか」と思ってしまいました。そこは見出しなので本文を読んでみると、


2013年11月18日月曜日

堀江貴文『ゼロ』感想——キョドらないためにはスタートラインに立ち、一歩を踏み出すしかない


堀江さんの新刊『ゼロ』を読みました。買ったまま未読の本もたまっていたので、「ちょっとだけ読んで、あとはまた後日ゆっくり……」と思ったらとんでもない、面白くて数時間で一気に読み終えました。堀江さんの本は結構読んでいるのですが、八女時代の話や両親の話など詳しく書かれていて新たな発見もかなりありましたし、本書への力の入れようがうかがえました(そうそうたるメンバーが制作・販売・宣伝にあたっていますが、ミリオンセラープロジェクトってのもストレートでいいですね)。


2013年10月5日土曜日

開かないと分からないタイトルをつけるな――BBS、メール……知らずにされてる低評価


Androidの脱出ゲームgardenでなかなか先に進まないので、アプリからリンクがはられた公式のBBSに行ったら、質問がたくさん並んでいたのだけど、題名がひどいのばかりで辟易としている。たとえば

分かりません

教えてください

助けて!

そんなスレタイみても、助けられそうかどうか分からないし、後から疑問を解消しに来た人の参考にもならない。
この場合は

手帳の鍵が見つかりません

油差しに油が入れられない

小箱の数字が合わせられません

とか書けばいい、というか、書くべきなのだ。



何度か書いたり言ったりしたが、これはメールの件名やファイル名と同じだ。

開かないと何か分からないメールやファイルを送ってくる人が、いまだにいる。

友達同士の私信ならともかく、ビジネスのメールで件名を具体的につけないなんて、気が利かなさすぎること◎◎のごとしだ。

細かいことを言うなぁ、と思う人いるだろうけど、それって相手のことを全然考えてないってこと。仕事では致命的だ。メールなんて毎日いっぱいくるんだから、緊急度をはかってもらう気遣いくらいすべきだ。上司が部下に送るならともかく、上司や同僚や取引先に送るときは考えたほうがいい。でないと、

気がきかんやつだな

という低評価を心の中でされるだけで、相手はそのことを決して教えてくれない。


メールの話ついでにいえば、Cc、Bccを使いわけられない人も、脱力する。こっちがCcつけて送ったのに、送信者だけに返信するとか、「何か考えがあってのことだろうな?」と思ってしまう。





言わないけど(←だから深刻)。

2013年10月4日金曜日

お前なんか嫌いだ――ビジネスで嘘をつく人や会社に「倍返し」

嫌われたくない気持ち

誰かを嫌いになることはあまりない性格と自分では思ってきたが、最近はそれをやめようと思っている。いや、さらにいえば、積極的に「嫌いな人・こと・もの」をつくろうと思っている。

 曽根綾子さんや加藤諦三さんの著書は有名だが、僕も多分加藤さんの本のタイトルにあるように、「嫌われたくない」という心理作用があって、誰かを嫌いになったりしなかったのだろうと思う。

嫌われたくないという気持ちは、自信の無さの現れではないかと思う。自分に自信があれば、嫌われたって構わないと思えるからだ。だからといって、誰かや何かを積極的に嫌おうと思っているのは、何も自信がついたからというわけではない。

 「キリがない」ということにようやく気づいて来たからだ。

 自分も来年で40歳になる。まだ40歳ともいえるが、自分のこととして考えるとやはりもう40歳だ。はっきりいって、無駄なことや無駄な人に時間を使っていてはいけないと思っている。もともと出不精で、友達や知り合いと「今度また」といってなかなか会わないということが続いている。社交辞令でいっているつもりではないのだが、積極的に会う機会をつくるほどの行動力がないことと、ここ数年仕事でバタバタしていて、「落ち着いたら」と思っていることが理由だ。

 しかし、こう考えても多分、いつまでたっても落ち着かないんだと思う。傍からみて、時期を比較して落ち着いたといえる時期はあるかもしれないが、自分はいつも多分気ぜわしくしているだろう。いつまでたっても落ち着かないと思う。

 そして、会いたい人がたくさんいる。会えてない人がたくさんいる。
 このままだと、結局会わずじまいでジジイになってしまいそうで怖い。
 だから会いたい人に会って行こうと思っている。
(ただ難しいことに、会いたいからといって誰でも会ってくれるわけではない。かなり仲がいい人ならともかく、仕事などでちょっと会っただけだったりすると、それなりの会う意味・意義をもたらせなければとも思う。そういう意味で、自分に自信をつけなければと痛感している。自信をつけるために、やれることはやり、やれていないことに挑戦しなければと思い、少しずつ取り組んでいる)

その嘘は相手の為か それとも自分の為か


 会いたい人に会うことと、嫌いな人をつくることに何の関係があるかといえば、嫌いな人にはもう時間を割かないと決められる、ということだ。

 ここ数年、仕事でバタバタしていたと上に書いた。このブログでもFJの休刊などは書いて来たが、会社のことなど、書ききれていないこと、書けないことでもいろいろあった。

 その中で、自分が社員や取引先、外注スタッフに嫌な思いをさせたこともたくさんあったと思う。

 でも、自分も本当に嫌な思いをたくさんさせられてきた。

 問いただせば相手にも言い分はあるかもしれない。僕は僕の立場でしか話せないし、これを読んでくださっている方には僕の言い分しか伝えられない。だけど、自信を持って「相手に非がある」と言える体験をたくさんしてきた。よかれと思ってやったことに対して裏切られたり、言わないと言っていたことを勝手にバラしていたり、あからさまに人を無視したり、人の行為を簡単に無碍にしたりと、人の嫌なところをたくさん見てきた。

 上にも書いたように、僕だって仕事上で相手に嫌な思いをさせたことはいっぱいあっただろう。申し訳ない事をしたと思えることは山ほどある。やるといってできなかったこと、やらないつもりでいてやってしまったこともある。結果として裏切る形になったことだってある。自分の能力を買いかぶってなどいない。

 ただし、そういう結果になってしまったのは、自分に能力がなかったからだ。「やらない」といった時とは事情が変わったからだ。違った形で義理が十分に果たせたと思えたからだ(そういう場合も、「自分が相手の立場だったら、それでよしと思える」と判断すれば、それは問題ないと考える)。
 いずれにしても、第三者に自分の行動をロジカルに説明できると思う。逆に相手に問いただしたいと思ったことも何度もある。きっとできないだろう。

 人は嘘をつく。僕もたくさんの嘘をついて人を傷つけてきた。申し訳なく思い、反省もしている。

 でも仕事で相手に嘘をついてはいけない。同じ会社でも違う会社でも。相手が下請けだから、弱いからといって騙すようなことをしてはいけない。仕事・ビジネスで人や会社をつなげるのは信頼だ。それを損ねてはいけない。関係が失われていい(もう取引しない、辞めるから)といって嘘をついていいはずもない。 
 たしかに「噓も方便」ともいうし、「やさしい嘘」もあると思う。だがそれがいえるのは、それが相手の嘘のときだけだ。自分を守る為の嘘は保身・逃げ、おためごかしでしかない。そして、言いたくないことほど、ちゃんと言わなければいけないと思う。


 でもそれをしない人、会社がある。そういう人や会社に、もう分かって欲しいと思わない。分かり合えるとも思わない。時間の無駄だ。キリがない。だからしっかり線を引き、時間を、会いたい、もっと知りたいと思える人に注ごうと思う。
 
 そういう人や会社に嫌われたって構わないのだ。


 * * *


 とはいえ、報いられるべきは報いられるべきだ。時間の無駄だから放っておくのではなく、分からせることも責任だ。しかと報いるべきと判断した相手に対してはきっちりと報いる。半沢直樹流にいえば「倍返し」だ。


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