2013年12月27日金曜日

「文書が読める」は「意味が分かる」「仕事に使える」ではない——『A4一枚決算書速読術』を読んで




Webサイトの仕事が増えているので、アクセス解析をより深く理解せねばと思っている。具体的にはGoogle Analyticsを今以上に詳しく使えるようになりたいのだけれど、Googleという米企業のサイトだからかなのか何なのか、言葉遣いや構造が独特だなぁと感じてなかなか進まない。なんと言うか、日本人が作ったサービスじゃないなぁ、というか……。英語のサービスを日本語にしているからなのだろうか。


2013年12月12日木曜日

カップ麺に入っていた粉末スープ・かやくの袋の表記ゆれが気になった

カップ麺に入っていた「粉末スープ」と「あとのせかやく」、両方ともお湯を入れて数分待って、食べる直前に入れるよう指示があったんだけど、

粉末スープ には   「食べる直前に入れて下さい」とあり、
あとのせかやく には 「召しあがる直前に入れてください。」とあった。


同じ商品に入っていながらこんなに表記がブレるのはなぜなんだ。

それぞれ違うところでデザインをした、担当者が違うとかそういう理由だろうが、なんだか気持ち悪い。
しかも、「食べる/召し上がる」だけじゃなく「下さい/ください」「。つける/。つけない」と「ここまで違うか?」と思えるほど違っている。

「そんなのどうでもいいじゃん」と思うかもしれないけど、「自分が担当者だったら」って考えると、なんだか手を抜いてる感が伝わってきて嫌だ。

そう指摘してなお、「そこ手抜いてもいいとこでしょ」っていう人もいるだろうけど、やっぱり編集者、ライターとしては表記の揺れは避けたいと思うものです。
(それに、英文表記とかあってもいい気もします)

2013年11月21日木曜日

答えになっていない答え、もしくはサービスが不十分な答え



R25の「今週の彼女」で佐々木希さんのインタビュー記事が出ていて、見出しが「好きなタイプは落ち着く人」とあって、「またそのパターンか」と思ってしまいました。そこは見出しなので本文を読んでみると、


2013年11月18日月曜日

堀江貴文『ゼロ』感想——キョドらないためにはスタートラインに立ち、一歩を踏み出すしかない


堀江さんの新刊『ゼロ』を読みました。買ったまま未読の本もたまっていたので、「ちょっとだけ読んで、あとはまた後日ゆっくり……」と思ったらとんでもない、面白くて数時間で一気に読み終えました。堀江さんの本は結構読んでいるのですが、八女時代の話や両親の話など詳しく書かれていて新たな発見もかなりありましたし、本書への力の入れようがうかがえました(そうそうたるメンバーが制作・販売・宣伝にあたっていますが、ミリオンセラープロジェクトってのもストレートでいいですね)。


2013年11月7日木曜日

WordPress 不動産プラグイン トップ物件表示のカスタマイズ――トップページに利回りを表示●追記アリ



 以前、WordPress+不動産プラグインで作ったサイトは賃貸オンリー(東京4万暮らしドットコム)だったけれど、新たに不動産売買のサイトを作っている。不動産を買って賃料で稼いでもらうわけだから、利回りの表示が要る。


2013年10月24日木曜日

「君が男でプリキュアが好き、ピンクが好きでも何も悪くないんだよ」

© ABC、東映アニメーション


ある保育園児(男の子)の話です。

保育園の行事で水筒を持参しなければならなくなったのですが、自分の水筒が壊れてしまったので、おねえちゃんのを借りたそうです。お姉ちゃんのですから、女児向けのデザインで、絵柄はプリキュアだったそうです。

こう聞くと、「女の子用の水筒を持たされて、男の子は嫌だったんじゃないの?」と思うかもしれませんが、彼の場合は違っていました。


2013年10月20日日曜日

アメリカの性、世界の性――映画「私が愛した大統領」「31年目の夫婦げんか」を観て

© 2012 Focus Features LLC. All Rights Reserved.

 ビル・マーレイがフランクリン・ルーズベルト大統領(FDR)を演じた映画「私が愛した大統領」をちょっと前に観た。邦題が「私が愛した〜」となっているように(原題は「HYDE PARK ON HUDSON」)、FDRの愛人が登場する。どこまで史実か分からないけれど、かなりダラしなかったということだろう。
 この作品で驚きだったのが、車中の大統領を”手でする”シーンがあるということ。もちろん、そのものずばりではないけれど、車が揺れる描写で何をしているかは分かる。いくら昔のこと、ユーモアが評価されるお国柄といっても、その描写が許されるって何なんだ?と思ってしまった(それで制作がアメリカじゃなくてイギリスだってところがまた……)。日本で首相をこうやって描くことなんてちょっと考えられないのだけど。



 別の日には、メリル・ストリープとトミー・リー・ジョーンズが31年連れ添って倦怠期の夫婦を演じた「31年目の夫婦げんか」を観た。時間的な都合で偶然観たのだけれど、結構いろいろ考えさせられる内容だった。

 話の筋はこう。ダンナは仕事に夢中で、家ではテレビの前に座ってずっとゴルフ番組を観るだけ、プレゼントはアクセサリーではなくて家電、セックスはずっとない。妻は女性扱いしてもらえないことに嫌気がさしており、意を決してカウンセリングに(HOPE SPRINGSという街にあるクリニックへ)行こうと提案する。ダンナは嫌がるのだけれど、結局は行くことになり、少しずつ変わっていく、というもの。

 下品だという感想もあるようだけれど、決してそんなことはないと思う。途中、ダンナが妻を女性扱いしていないこと、セックスしようとしないことをはぐらかすシーンで、館内で笑いが起こったが、妻の気持ちを考えると笑えなかったし、「笑うとこじゃねぇだろ」って思ってしまった。世にはたくさんあんなダンナさんがいて、苦しんでる女性がいるのでしょう……。
 テーマは必ずしも老いと性だけではないですが、なかなか踏み込めない題材によくあそこまで正面から挑んだと思います。名優2人だからこそ成り立ったのかもしれません。



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