2013年11月7日木曜日

WordPress 不動産プラグイン トップ物件表示のカスタマイズ――トップページに利回りを表示●追記アリ



 以前、WordPress+不動産プラグインで作ったサイトは賃貸オンリー(東京4万暮らしドットコム)だったけれど、新たに不動産売買のサイトを作っている。不動産を買って賃料で稼いでもらうわけだから、利回りの表示が要る。






 今度も利用させてもらう不動産プラグインはウィジェットに「トップ物件表示」(上画像参照)というのがあって、物件を追加したら、トップページに
「タイトル」(渋谷区本町5丁目マンション、とか)
「種別(売買マンションとか賃貸土地とか
「価格」
「間取り・土地面積」
「地域」
「路線・駅」
などを表示できる。これは東京4万暮らしドットコムでもトップページで使っている(「新着物件」という名前で8件表示している)。

 表示する順番(価格が高い順、新しい順など)や件数が決められるのだが、ここには、「利回り」の項目はない。

 しかし、一つひとつの物件データには、「満室時表面利回り」と「現行利回り」が含まれているので、これを呼んでくればいいわけだ。
 
 まぁ何とかなるだろうといろいろ調整してみた。


 まずは物件の個別ページに利回りを表示させる。物件詳細のページは

shingle-fudo.php

が表示されているわけだから、共益費・管理費の下にソースを書き足してやるだけでいい。利回りなどの変数はこのサイトを参考にさせてもらった

ここまでは難なく完了。「現行利回り」は多分使わなくなるが、とりいそぎ残したままにして、「満室時表面利回り」を目立たせる(ついでに物件詳細の一番下に出ている物件番号も、上にも表示させることにした)。



 次が問題のトップ物件表示。

 ウィジェットで表示するかしないかを制御するのだから、「widget」とファイル名にあるphpファイルをみていくと、

fudo-widget.php

にそれらしき箇所があったので調整。すると管理画面内のウィジェットには比較的すぐに表示することができた。


 だがここから結構難航して、トップページに表示させることができなかった。

 要はPHPが書けれないからなのだけれど、これでも一応プログラミングはかじっているので、自分で書けないソースでも、見ればそこで何をしているかは分かる。なのでとにかく丹念に見て理解に努めた。

 そもそも管理画面内のトップ物件表示ウィジェットの項目に「利回り」はないわけだから、トップページに表示させるソース部分にも「利回り」の項目はない。

 なので表示させる項目を一つ追加して、ソースは美しくはないけれども、何とか利回りを出力させるところまではできた。スタイルなどは追ってきれいにしよう。


売買のサイトは近々カットオーバーの予定で、最終的な調整をしているところ。懸案の利回り表示ができたので、今度は価格帯などによる絞り込み検索をどうやって実現するかを考えなければいけないと考えている。

 早くビジネスを始めたいので公開は早々にしてしまうつもりだが、価格が大きな商品を扱うだけに、細かなところに気を配らなければいけない。継続してブラッシュアップしていくことになりそうだ。


追記

single-fudo.phpを書き換えたので個別物件ページには利回りが表示されるようになったが、検索結果の一覧ページでは相変わらず利回り表示されないことに気づいたので、archive-fudo-loop.phpを変更しました。まだスタイルがちゃんと制御できていないので、段組みがちょっとズレちゃうのですが…(2013/11/11)。