2013年10月18日金曜日

百合人文化祭に参加してきた

『百合人』という雑誌の創刊を記念したイベント「創刊!百合人(ユリスト)文化祭~百合 is PUNK!~」が10月14日、阿佐ヶ谷ロフトで開かれたので行って来た。登壇したのは、宇井彩野さん(百合人企画代表、フリーライター)、 藤山京子さん(覆面ライター)、 リリィ・マイノリティ(レズビアンアイドル)さん、そして 森島明子さん(漫画家)。正直、お目当ては森島先生で、イベントがあるのを知ったのも森島先生のツイートだったのだけれど、全体的に面白いイベントで、入場料1000円は安かった。



 同誌は未読、森島先生以外の方はよく知らずに行ったので、冒頭、リリマイの歌で幕開けだったのだが、失礼ながら「誰だ、誰だ?」と思ってしまったが、意外と(失礼)見入ってしまった。

   イベントの主な内容は、百合短歌を参加者からも募って披露しあうコーナーや、森島先生への質問コーナー、百合映画の紹介コーナーなどだった。以下でUst録画が観られるが、参加者の百合短歌はどれも良かった。なぜあの短時間に思いつくのか不思議だった。「老い」が最初のお題だったので、自分も考えて、いくつかシチュエーションは思い浮かべた。

 たとえば、初老のおばと、彼女を慕っている高校生くらいの姪の話。姪の気持ちに気づいてはいて、昔の自分も年上の女性に憧れたことを思い出して微笑ましいけれど応えられない(でも心のどこかでは抱きしめてあげたいと思っている)おばが、姪につけられた今どきの名前を可愛いと褒めるんだけど、姪のほうは、「おばと同じがいい」という子どもっぽい発想から、「おばさまみたいに『子』がついてる名前がよかった」みたいなことを言っておばを困らせる、みたいなのを妄想。

 結局31文字にまとめきれずタイムアップ。いくら考えても締め切りに間に合わなきゃダメですね。


Broadcast live streaming video on Ustream  

自分はまだ百合歴が浅いので、登壇者の皆さんが時々触れる作品などが参考になったし、「まだまだ勉強しなきゃいけないことはいっぱいあるな」と思わずにいられない2時間弱だった。

 終演後、登壇者の方とお話もしてみたかったけれど、何となく気が引けてご挨拶はできず。でもちゃっかり森島先生にはサインをいただいて帰りました(ありがとうございました!)。

 参加者の皆様、お疲れさまでした。http://akicocotte.weblike.jp/