2022年9月28日水曜日

IVEポップアップが残念すぎ。しっかりしてdive japan!【更新】

渋谷モディのIVE POPUP SHOP
 
IVEの日本デビューを記念して渋谷のmodiで開かれているポップアップストアに行ってきたのですが、聞いていた前評判以上に厳しい企画、控えめにいってもダメダメなイベントで、モヤモヤ以上の、イライラを抱えて会場をあとにしたので、思ったことや懸念を整理しておこうと思います。

まずはっきりさせておきたいのは、IVEちゃんは悪くないし、DIVEとして応援する気持ちは少しも陰っていないということ。そして特定の誰かを責めたいわけではないということです。

というディスクレーマーを入れつつ、どんなイベントだったかを写真とともにまずみていきたいと思います。

感想の前にショップのレポ

イベントは、丸井が運営しているショッピングモール・渋谷モディで9月16日から10月2日まで行われているポップアップショップです。事前に日時指定をしないと入場できない、要はグッズ売り場です。

modiの向かいにある丸井の建物に大きなアドがかかっていて、自分のように写真を撮っている人も何人かいました。

modiの向かいのウォールアド

6人の顔が並んだアドの寄り

レイちゃんが2番目、ガウルオンニが3番目の謎

そしてモディのエントランスにも、6人の顔が並んでいるのですが……

モディエントランス

ここでいきなり「??」と思ったのですが、なぜか順番が違うんですよね。正しい並びは、アンユジン、ガウル、レイ、チャンウォニョン、リズ、イソのはずですが、なぜかレイちゃんが2番目(左から2人目)になっているという。

まあ、さすがに間違いということではなくて何らかの意図があってのことなのでしょうが、気を取り直して2階の会場に行きました。

会場はIVE一色で幸せな雰囲気ではある

エスカレーターから会場に至る通路脇にもモニターなどが置いてあり、そこからELEVEN -Japanese ver.-が聞こえてきました。

下の写真は会場。ここにもモニターがあって、MVがかかっていました。

ストアの外側から

会場に入るには事前登録していたLivePocketのQRコードを見せ、検温とアルコール消毒をします。入って突き当たりに大きなタペストリーアドがかかっていました。
 
このアドの前で自撮りもしました笑笑。家に飾りたい……

販売されているグッズの説明ポスター


タペストリーは抽選会で当選したらもらえます。販売しているのは写真の下段にあるものだけ。

ポスターにもなっていたグッズ一覧です。


なお商品が並んでいるスペースを、ストアの外側から撮った写真がこれです。ここではちゃんとガウルオンニが2番目、レイちゃんが3番目になっています。やっぱり謎。

商品の陳列

商品は、メンバーカラーのチャームがついた瓶入りのゼリー(ジュエルコンフェペティ)が1298円、クリアファイルが600円、クッキー缶が2200円、ノートが650円でした。ほかにはフェイスタオルが2000円(FC会員限定)。保温カップ3500円は、9月23日からの販売とのことで、自分が行った時はまだありませんでした。

メンバーカラーのゼリーが並んでいるところで、ガウルちゃんのが完売していました。

これだけ売り切れてる

会場は狭いのですが、MVが流れていて、IVEちゃん6人の大きな顔が壁一面に並べられていて、全体的にピンクがかかった幸せを感じさせるスペースではありました。

買ったのは3点。抽選を2回

結局買ったのは、レイちゃんとリズのゼリー、クリアファイルの計3点。しめて3196円です。

レイ推しなのでレイのグッズだけでもよかったのですが、それだと抽選できる2500円には足りないし、チャームをカップルで並べようと思い、リズも買いました。


2500円以上買うと1回抽選ができるのですが、FC会員なのでさらにもう1回ということで、2回ほどガラガラを回し、結局C賞のICステッカー(ランダム)を2枚いただきました。

レイとウォニョンは当たりといえる。というか誰が出ても当たり

ちなみに一番いい賞はタペストリーで50人当選だそう。あと、EPOSカードがあればさらに1回抽選できるようです。


総括と感想 さすがに厳しくないか?

ここからは感想です。

商品のラインアップが厳し目という評価があることは、何となく耳に入っていたのですが、それでも楽しみにしておこうと、グッズの詳細は事前に確認せずに行きました。

会場は狭く、グッズの種類も少ないので、秒で見終わると思います。

入場できる時間は30分ごとになっていて、たとえば13:30〜14:00の回であれば、その30分のうちに入ればOKといった具合なのですが、よほどレジが混んでいなければ30分もかからないでしょう。自分のときは空いていましたが、それでもレジが一つしか空いていなかったので会計にちょっと並びました。

ここからが本題なのですが、正直、このグッズのデザインとラインアップはどうかと思いました。

いいものがあれば大人買いするつもりで行ったのですが、正直、買いたいモノがなく拍子抜けでした。

「そんなの人によるだろう」

という方もいらっしゃるでしょう。

たしかにそうです。別に喜んで買われた方のセンスをどうこういうつもりもありません。

しかし、ですよ。これはちょっとないんじゃないかと思います。

値段の問題もあるのですが、それ以上にラインアップが貧弱すぎる。

「買う気満々で行ったペンの気持ちをどうしてくれるんだ」

というのが正直な気持ちです。

クリアファイルはいいんです。

これは使わなくてもペンは買うんです。アニメや漫画が好きなオタクも買うんです。使われないクリアファイルなんて、ペンやオタクの家にはたくさんあります。

それ以外は何ですかと。

ノートにロゴが入って600円?ゼリーについているチャームは全然IVEらしさがない。


タオルはもう持っているし、クッキーは缶代とはえ2200円はさすがに高すぎる。

DIVEだからといってノールックで全部大人買いなんてしない

ペン(ファン)としては買って支えたいとは思います。しかしその一方で、ペンなら何でも買うべき、とは思いません。

アイドルに限らずこの手のキャラクターグッズには序列があると思います。

1が理想。4が避けるべきものです。

1 ファンでなくても買っちゃうもの(かっこいい・かわいい、もしくは実用的)

2 ファンなら買うもの。ファンでない人も「いいな」とは思うが買うには至らないもの

3 ファンなら欲しいと思うが(自分では使えないので)買わないもの

4 ファンでも買わないし、欲しいと思えないもの

(なおこの欲しい・買いたいと思うかどうかは、価格も関係します)。

つまり、ペンだからといって、すべてのグッズが「欲しくて買うもの」と「欲しいけど買わないもの」に分類されるわけではありません。

「ペンであっても要らないもの」

があります。

別に今回のポップアップのグッズが、すべてが4だったとはいいませんし、どれも「ひどい商品だ」ということはありません。

しかし、IVEのグッズは

DIVEしか買わないもの

ではなくて

思わず欲しくなってDIVEになりたくなるくらいのもの

であって欲しいんです。なぜならIVEは歴史に名を残すグループだからです。

そう考えたら、

DIVEですら欲しくならないもの

を出してちゃいけないんです!

グッズのラインアップに対する不満は以前から

いろいろ書きましたが、別に今回のポップアップだけをみて、イライラしたわけじゃありません。

もともとdive Japanはグッズを含めたデザインが微妙だなと思っていました。

たとえば以前出ているグッズとしてあるのは、フェイスタオルとペンライトです(タオルはポップアップでも販売されています)。

まずタオル。なぜこうなった……。

フェイスタオル 2000円

ファンクラブのロゴそのまま。そもそもがファンクラブ のロゴもカッコよくない。

そしてペンライトです。

ペンライト 1500円

これ、ちょっとひどくないですかね?さすがにこれはないでしょうと……。

いずれも、パッとみてIVEのグッズだと分からないんですよね。

IVEはせっかくグループロゴがシャープでカッコいいのに、なぜタオルにそれをドカンと大きく載せないんだろうかと思います。タオルの中央にそのロゴが大きくあれば、ライブ中に背中に背負ってもよく目立つんじゃないかと。

イメージはこれ

ペンライトなんて、

企業のノベルティですか?

といえるほどの貧弱さです。なので横浜のライブの時も、さすがにこれは欲しくないなと思って買いませんでした。

なおIVEはまだオフィシャルのペンライトは出していないのですが、本国・韓国では本ちゃんのが出るまでのつなぎとして、一応オフィシャルから、こんなのが出ています。

これ持ってKCON行く

10月のKCON2022 JAPANにIVEも出演するので、これをもって応援しにいこうと思っています。

さらにはファンクラブの会員証です。

自分は韓国のDIVE(ファンクラブ)と日本のdive japan両方入っているのですが、会員証のデザインがかなり異なります。

まず韓国です。写真の色が悪いのですが、ローズピンクといえるような可愛らしい色味で、名前がプリントされています。名前の下に会員番号があって、1期なので DIVE1-〜 となっています。

次にdive japanの会員証です。色は赤。クレジットカードのように会員番号が刻まれていますが、名前はありません。

そして既にお気づきのとおり、タオルのデザインと一緒です。


色の違いとかファンクラブのロゴとかは、まあ好みもあるでしょう。

ただ韓国の会員証は、中央にdiveと大きく出ていて、ファンクラブ の会員証であることは右上に小さく印刷されているなど、文字のジャンプ率もあって、つまりはメリハリがあってよいと思いました。さらには名前も印刷されていて、特別感がある。

これに対して日本の会員証は(つまりは日本ファンクラブ のロゴは)

  • IVE
  • JAPAN OFFICIAL FANCLUB
  • dive japan
  • 会員番号

と4行の文字がさほど変わらないサイズで並べられていて、ベターッとした印象なんですよね。

せめてものデザインということで、ロゴが左側に薄く背景に入れられていますが、全体的な印象はメリハリがなく、素人感のあるデザインだなという感想です。

なおdive japanはアミューズさんが運営しているのですが、このあたりも戦略にズレを生じさせる原因になっているんじゃないかなと思っています。本国の事務所(スターシップ)がもっとハンドリングして欲しいなと思います(そのあたりはJYPはうまくて、世界観が同じなので日本版のグッズだけダサいということがない)。

まあこれをつくったデザイナーさんも、「もっといろいろやりかったけど、大人の事情でできなかった」のかもしれません。

しかし、そんなしょうもないことを慮って「そういうこともあるよね、仕方ないよね」なんてペンは言ってちゃいけないのではないでしょうか。

ペンであってもよくないものはよくないというべきではないかと思うんです。

アミューズさん、しっかりしてくれ。グッズのオンラインショップ(A!Smart)も使いづらくて仕方がない。

DIVEとしてかける期待

ただ勘違いして欲しくないのですが、筆者のスタンスは、

IVEの6人がしたこと、することについては、どんなことでも100%で受け入れるべき

というものです。

髪型が似合ってないとか、体重管理がなってないとか、そういう批判は要らないんですよ。

本人がやりたいようにやってくれるのが一番。それを楽しむのがペンです。

でも、周りの大人がすることについては、「それでいいのか」という疑問を常に突きつけるべきだと思うんですよね。

とはいえ、何でもいいから批判すればいいということとも違います。

ELEVEN -Japanese ver.-の発売は間違いじゃない

たとえば最近は、IVEの日本デビューがオリジナル曲でない、ELEVENの日本語版によるデビューであることをして、同時期にデビューして日本オリジナル曲を出したKep1erと比べる向きもありますが、私はこれには反対です。

そもそもグループとしてのデビュー曲であるELEVENが、K-POP史に残る素晴らしい楽曲なわけで、その素晴らしさをまだ知らない日本のファンに伝えることには大きな意味があると思います。

この日本語版が、オリジナル版を聴くきっかけになる人は相当生まれるはずです。

IVEの伝説がここから始まった、という原点を伝える上でも、ELEVEN -Japanese ver.-の発売は間違いじゃないどころか、大正解だと思います。

このJapanese ver.、日本語にするときにちゃんと原曲と音もあわせられていて、とてもいい歌詞だと思いました。

たとえば歌い出しのリズのパートだけみると、

따분한 나의 눈빛이

 (Ttabunhan naui nunbichi)

무표정했던 얼굴이

(Mupyojeonghaetdeon eolguri )

Japanese ver.ではこうなっています。

退屈な眼差し

無表情だったあの日

歌い出しが「ta」で始まり、「ヌンビチ」と「眼差し」の語尾の「i」があわせられ、「無表情」は原曲と同じ、2行目の最後も「オルグリ」と「あの日」も「i」であわせられています。意味はほぼ翻訳です。この後の部分も含めて、音をあわせつつも言葉のチョイスがよく考えられていて素敵だと思いました。

さらに、ELEVEN -Japanese ver.-のMVがオリジナルほどお金がかかってないんじゃないかという批判もあるようですが、だからどうしたと言いたい。

オリジナルが一番、お金と手間をかけて作られるべきなんだから、どこまでいってもコスト的にオリジナルを超えるわけがないわけで、そういう批判は的外れです。

それに、こんなに早く日本デビューしてくれること自体、ありがたいことです。

上でも引き合いに出したKep1erは、活動期間が限定されているし、そもそも日中韓から参加者を集めて行われたオーディションから生まれたグループだから、韓国デビュー(世界デビュー)からほどなくの日本で活動を本格化させるのは当然のスケジュールです。時間ないんだから。

IVEにも日本人メンバーはいますが、「こんなに早く日本デビューしてくれるとは!」と思っているK-POPファンも多いはずで、素直に日本での公式活動がされることをありがたく受け止めたいものです。

「こっから先はカラフルな暗示」がかかる

IVEは、K-POP第四世代を、いやK-POPをリードする、歴史に残るアイドルグループであることは間違いありません。

そしていよいよ日本デビューするわけですから、これから日本では、K-POP好き、一部の熱狂的なDIVE以外の人にとっても、IVEの名前やロゴ、メンバーを見たり、その楽曲を聴いたりする機会が増えます。

既にELEVEN -Japanese ver.-のMVが公開されて、DIVEになった人も増えているはずです。多くの人がカラフルな暗示に、既にかかっている。

そして、さらにその人口は増えていきます。

多くの人がIVEにdive(into)していくのです。

であるからこそ、IVEの公式グッズには、IVEの世界観、実力、ポテンシャルとそこから想起されるイメージとズレのないモノであってほしいと願っています。

IVEの名がつくモノでダサいグッズがあったら、IVEがダサいと思われる。それは嫌だ。

そう思いながらも、当面、日本でのグッズ展開にはあまり期待できないので、韓国からQ10使って個人輸入してでも、いいグッズ、身に付けたいグッズに囲まれてDIVEとして応援し続けたいと思います。

以上、勝手な感想でした。異論はあろうかと思いますが、あくまで他人の意見ということでご理解ください。

지금까지 DIVE 였습니다〜.