2024年6月16日日曜日

今なお、そこにある(?)差別とハラスメントーー『ゴールドマン・サックスに洗脳された私 金と差別のウォール街』

ゴールドマン・サックスに洗脳された私 金と差別のウォール街

ゴールドマン・サックスに洗脳された私 金と差別のウォール街』(ジェイミー・フィオーレ・ヒギンズ著、光文社。『Bully Market: My Story of Money and Misogyny at Goldman Sachs』)面白くてあっという間に読了しました。帯コピーには「金の奴隷」「差別のオンパレード」などドギツイことが書かれていますが、そのまんまの内容で、「次はどうなるんだろう?」と思いながら一気に読んでしまいました。

著者がGSを辞めて既に数年、変わってはいるだろうけれども、まったくの別会社になったと言えるほどは変わっていないなずなので、今いる人たちの感想が聞きたいものだと思った。

(内容のネタバレ含みます)

2024年6月10日月曜日

『小さな会社の「仕組み化」はなぜやりきれないのか』を読んだ理由は、業務で新しい仕組み化に取り組んでいるから

『小さな会社の「仕組み化」はなぜやりきれないのか』

小さな会社の「仕組み化」はなぜやりきれないのか』(小川実著、アスコム)読了。仕事であらためて新しい”仕組み化”に取り組んでいるので読んでみました。

本書は基本的にごく小さな(それこそ社員10人規模の)会社の”社長”向け。社長でもない自分にドンピシャというわけではなく、すごく大きな発見があったわけではありません。

しかし、チームでものごとを進める上で重要なこと、リーダーシップをどう発揮するか、人に任せ、人を巻き込んで業務を遂行し、成果につなげるにはどうすればいいか――といったことを考えたとき、原則・基本ともいえる部分での気づきがいろいろとあったので、まとめておきたいと思います。