2018年2月13日火曜日

日本語の横書きはいつ左右反転したのか

 © こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

今さらながら映画「この世界の片隅に」を観た。感想はFilmarksで。


作中、各種のビラが出てくるのだけれど、最初は横書きが右から左だったのが、途中から左から右になっていた。そういえば、いつから日本語の横書きは左から右になったのだろうかと思ってググってみた。


このサイトによると、太平洋戦争開戦の翌年である1942(昭和17)年に、文部省(当時)主導で「左から右」への統一の動きがあり、一気にではなく徐々に変わっていったとのこと。また戦前でも「左から右」へ書くこともあったそうだ。


自分でも、どうでもいいところに目が行くなぁとか、「やっぱり日本語は縦書きのほうがいいなぁ」などと思いつつ、「この世界の片隅に」はいい作品なので、未見の方はぜひ。